LEC宅建登録実務講習 口コミと評判まとめ、宅建士登録を急ぐ人に選ばれている理由とは？

宅建試験に合格した皆さん、おめでとうございます。長い勉強期間を乗り越え、ついに結果を出せたことは間違いなく大きな自信になるはずです。

ただ、ここで終わりではありません。宅建試験に合格しただけでは、宅建士を名乗ることはできません。名刺やプロフィールに宅地建物取引士と記載するには「宅建士登録」→「宅建士証の交付」まで進む必要があります。

そして、ほとんどの受験者にとって避けて通れないのが「登録実務講習」です。

実務経験が2年以上ある人は免除ですが、現実にはこの条件を満たす人は多くありません。実務経験があるつもりでも「売買業務に携わっていない」「従業者証明書が発行されていない」「宅建業免許のある会社ではなかった」などの理由で経験ゼロ扱いになる事例はめずらしくありません。

だからこそ、確実に宅建士登録へ進みたいなら、登録実務講習は避けられないステップです。

その中で、多くの受講者が選んでいるのがLEC宅建登録講習。
全国開催・多彩な日程・少人数の対面講義・修了試験の安心感という4つの強みから、忙しい社会人を中心に人気を集めています。

そこでLEC宅建登録講習の内容・口コミ・評判・メリット・注意点を徹底的に解説します。受講すべきか迷っている方が、安心して判断できるようにまとめました。

宅建登録実務講習とは何か「必要になる人と受講のメリット」

まず最初に、宅建登録実務講習の役割を整理しておきます。

宅建試験に合格しても、その時点では「宅建士合格者」であり、宅建士ではありません。宅建士として登録され、宅建士証が交付されてはじめて、重要事項説明書への記名押印などの独占業務を行えるようになります。

宅建士登録の要件には

• 宅建試験の合格
• 直近10年以内の実務経験2年以上
• または登録実務講習の修了

が必要です。

このうち「実務経験2年以上」を満たしている人は少数派です。

不動産管理会社で働いていても、売買仲介に携わっていなければ実務経験にカウントされない場合がありますし、従業者証明書が出ていないケースも多いです。実務経験があると信じて窓口に申請した結果、「経験ゼロ扱い」を受けて慌てて講習申し込みをする人も毎年います。

その一方、登録実務講習を修了すれば、実務経験がなくても宅建士登録要件をクリアできます。講習費はかかりますが、宅建士登録を早く済ませたいなら最も安全かつ確実な方法です。

実務が分かるメリットも

講習を受けるメリットは登録要件を満たすだけではありません。実際の不動産売買の流れを、通信＋対面スクーリングで一通り体験できるため、現場に出る前の実務理解としても大きな価値があります。

不動産会社へ就職・転職予定の方はもちろん、「すぐに就職予定はないけれど、宅建士として登録しておきたい」「将来のキャリアの選択肢を広げたい」という方にとっても、登録実務講習は早めに済ませておくほどメリットが大きいです。

LEC宅建登録講習の特徴を解説「通いやすさ・講師・カリキュラムの強み」

LEC宅建登録講習が多くの受講者に選ばれている理由は、単に知名度が高いからではありません。実務家の視点で見ても、受講者が確実に修了できるように設計された講座になっていると感じます。

まず目立つのは、日程と会場の豊富さです。講習は全国27拠点で開催され、1月から11月までほぼ通年で実施されています。都市部だけでなく地方にも会場が配置されているため、遠方受講のリスクが小さく、社会人でも日程を合わせやすいのは大きなメリットです。

さらに、火水クラス・土日クラス・1日完結クラスなど、自分の生活スタイルに合わせて調整できる柔軟さがあります。

今日から2日間、宅建の登録実務講習です！
過去問などでお世話になったLECさんに申し込みました。

朝から夕方まで授業受けるのいつぶりだろ😅 pic.twitter.com/RWx4AaccOX

— よねみつ@宮城県多賀城市の行政書士 (@grant_gyosei) January 28, 2025

講義形態にも特徴があります。LECのスクーリングは少人数制で実施され、講師1名につき受講者数がしっかり管理されています。広い会場でただ話を聞くだけの授業とは異なり、実務に関わる質問をしやすい雰囲気があります。

宅建試験は座学中心ですが、登録実務講習は「実務演習」なので、この距離感は実はとても重要です。

また、カリキュラムの構成も実務経験のない人を前提に作られています。通信講座で基礎と流れを押さえたうえで、スクーリングで売買の一連のプロセスを実践形式で体験していくため、短期間でも理解が深まりやすいと感じました。

受講者が失敗しないようにサポートする仕組みがそろっている。これが、LECを選ぶ最大の魅力だと言えるでしょう。

【動画】LECの人気講師・水野健先生が解説「登録実務講習から始まる宅建士への道」

実務経験2年未満の方が宅地建物取引士資格登録要件を満たすために修了する講習が「登録実務講習」です。
登録実務講習の受講検討中の方はもちろん、登録実務講習って何？という方も是非ご覧ください。
≪WEBでのお申込はこちら≫
LEC登録実務講習 → https://www.lec-jp.com/takken/kouza/jitsumu/
引用　YouTube

口コミと評判は？受講者が語るメリットと気になる声

実際の受講者の声を見ると、全体として高評価が多い印象です。特に多く挙がるのが「スクーリングの講義がおもしろかった」というレビュー。

実務の裏側・契約の流れ・トラブル回避のポイントなど、現場経験のある講師ならではの話を聞けたことをメリットとしてあげる方が多いです。

講義がただの知識伝達ではなく「売買の動き方の体験」になるため、実務イメージが具体的に定着しやすいという声も目立ちます。宅建試験後に勉強へのモチベーションが落ちている時期でも、退屈せずに受けられたという口コミもしばしば見られます。

修了試験に関しては「テキスト持ち込み可能で安心だった」「講義中に重要箇所をしっかりチェックしてもらえるため助かった」という意見が多いです。

中には「久しぶりの勉強で不安だったけれど、講義内容を押さえていれば問題なかった」という声もあり、試験の不安感を軽減してくれる講座であることが伺えます。

去年宅建受かって、LECさんの登録実務講習受けてきたんだけど、めっちゃめちゃ楽しかったな。
担当してくれた人が良かったのかもだけど
おもしろくて1人でニヤニヤしてた。

修了試験結果通知届くのが待ち遠しい。

— ちゃみ (@chami_2023) November 2, 2025

デメリットは？

一方で、気になる意見もあります。「人気日程は申し込みが早期に埋まりやすい」「電話がつながりにくい時間帯がある」という声は一定数あります。スケジュールの柔軟さは大きなメリットですが、裏を返すと人気の高さゆえの混雑も発生しているということです。

ただし、口コミの内容を総合すると「講習内容・講師・試験サポート」への不満はほとんど見当たりません。「受講環境の調整」と「申し込みのタイミング」さえ押さえれば、高い満足度で修了できる講習だと言えます。

【動画】【速報！すでに予約殺到中！】宅建士証の交付が遅れる！登録実務講習の予約が実はもう始まっています。速報でお伝えします。

講習で身につく実務スキル「売買の流れ・重説・契約書が理解できるようになる理由」

登録実務講習の価値は、実務経験が足りない人が登録要件を満たせるというだけではありません。最大のメリットは「売買仲介の実務の流れを、実演形式で理解できること」です。

通信講座では、申込後にテキストと資料集が届き、不動産売買の基本的な手続き・書類・流れを整理します。しかし、理解が一気に深まるのはスクーリングです。

売主の物件調査から価格査定、媒介契約、広告、内覧、条件交渉、重要事項説明、売買契約、決済・引渡しまで、実際に一通り追体験する形で進んでいきます。

テキストや資料集を使って契約書案や重説を作成する工程では「これが自分が実務に入ったら作ることになる書類なのか」と実感を持てるため、ただの知識から実務スキルとして転換されていきます。この感覚は、実務に入ってから大きな差になります。

宅建試験では「法律の正誤」を問われましたが、実務では「どう動き、どう説明し、どう書面化するか」が重要です。
その橋渡しをしてくれるのが登録実務講習であり、とくにLECのスクーリングは「実際の現場」を知るきっかけとして強く役立ちます。

不動産会社への就職・転職を考えている方にとってはもちろん、資格を生かす準備段階としても価値があります。

宅建の登録実務講習in LEC中野本校でした✨売買契約書や、重説を作ったり…脳はフル回転🧠カリスマ講師　水野先生にお世話になって、宅建＆賃管にW合格できたので…サインを頂きお礼を言えて…本当に嬉しかったですっ🌸ありがとうございました。
修了試験、無事合格しています様に…！ pic.twitter.com/vEKKJSeDsh

— 安田みずほ🌸🎙🐈ボーカリスト 💕🎵宅建＆賃管士＆保育士＆幼稚園教諭🌸 (@ysmizuho) January 29, 2025

LEC宅建登録講習の修了試験は難しい？合格率・持ち込み可・無料再受講の3つの安心ポイント

修了試験はスクーリング最終日に実施され、マーク式と記述式が課されます（○×式・20問＋記述式・20問）。試験と聞くと不安になる方も多いですが、実際のところ、講義の内容を押さえていれば難易度は高くありません。

LECから宅建の登録実務講習　修了試験の結果通知が来ました
無事修了証がもらえましたが、何点で合格したのかはわからないようです
とりあえずレアポケモンにならずに済んで良かった😃#宅建 pic.twitter.com/86uNfesKrW

— てっちゃん@R8司法書士受験生/ R7行政書士受験生 (@teccyanmk2sr) February 10, 2025

まず、テキスト・資料集などの持ち込みが認められています。

重要箇所をしっかりチェックしながら講義を聞いていれば、見返すべき場所が分かり、試験中も落ち着いて探し当てられます。記述式は売買の事例に沿って金額や日付などを正しく転記する形式であり、作業内容自体は難解ではありません。

さらに安心なのが「1回のみ無料再受講が可能」という制度です。万が一試験でつまずいても、ふたたび通信とスクーリングを受けて再試験に挑戦できるため、不合格でも「人生オワタ ＼(^o^)／」ということはないです。

とにかく講義を受ける姿勢が一番重要です。居眠りは失格になるため、集中力は必要です。

とはいえ、テキスト持ち込み可・重要箇所の徹底指導・無料再受講制度という三つの安心材料が揃っているため、「努力が無駄になる可能性が極めて低い試験」と言えます。

LEC宅建登録講習の受講料とコスパ、受講する価値があるのか徹底検証

LEC宅建登録講習の受講料は 23,000円（税込、2025年11月現在）。

「決して安くはない」「もう受験勉強でお金を使いすぎた」という声があるのも事実。しかし、宅建士として働く立場からいえば、この金額は十分に回収できる投資だと断言します。

理由は明確。宅建士として登録し、宅建士証を取得した途端、キャリア面の価値が大きく変わるから。

企業によって違いはありますが、次のような待遇差は今も根強くあります。

• 宅建士手当が毎月1万〜3万円
• 賃貸・売買の営業職でインセンティブが大きく変わる
• 昇進・役職登用条件に「宅建士」が入っている会社も多い
• 転職市場で「宅建士登録済み」が強く評価される

つまり、月1万円の手当を考えるだけでも 2〜3ヶ月で受講料以上を回収できる 計算になります。
しかも手当は毎月支給され続けるため、長期的には圧倒的にプラスです。

もちろん現在不動産業界に関わっていない方もいるはず。

しかし、業界で働きたいと思った時点で講習申込みから宅建士証交付まで数ヶ月はかかります。機会を逃さないためにも、合格直後のタイミングで登録まで済ませておく方が長期的に見て得だと感じます。

23,000円は確かに安くありませんが、宅建士としてのキャリアを手に入れる最後のハードルと考えれば、費用対効果は十分に見合うと言えます。

他社登録実務講習との比較「LECが向いている人・他社が向いている人」

登録実務講習はLEC以外の機関でも実施されています。では、他社と比べてLECはどんな位置づけになるのか。向き不向きの視点でまとめます。

比較して感じるのは、LECは「バランス型の王道」。
内容・安心感・通いやすさ・学習サポートのバランスが整っており、特に忙しい社会人受講生との相性が良い講習だと言えます。

宅建士証交付までのスケジュール「申込から修了証発行までのステップ」

ここでは受講の流れをイメージしやすいように整理しておきます。

• 申込み
  WebまたはLEC本校で受付。宅建試験の合格発表前申込も可能。
• 教材発送・通信講座（自宅学習）
  テキストと資料集が届き、OnlineStudySPで学習を進める。
• スクーリング（通学12時間）
  2日間または1日集中クラスで生講義を受講。
  重要事項説明・契約書作成などの演習を伴う。
• 修了試験
  スクーリング最終日に実施。テキスト・資料持ち込み可能。
• 修了証の発行
  合格後、登録実務講習修了証が郵送される。

その後、修了証を使って宅建士登録→宅建士証交付の手続きへ進む流れになります。

登録申請後のスケジュールは都道府県によって差がありますが、講習修了までスムーズに進めば登録申請のタイミングを自分で調整できます。

よくある質問と受講の注意点「申し込み前に押さえておきたいポイント」

宅建登録実務講習の受講に際し、特に多そうな質問を、回答と共にまとめます。

宅建試験の合格発表前に申し込んで不合格だった場合は？

受講条件を満たさないため受講できません。解約に応じてもらえます（解約手数料等が必要）。

実務経験の扱いが不安。講習は必要？

迷うなら講習を受けた方が安全です。経験ゼロ扱いになるケースは多いです。

スクーリングは遅刻・早退しても大丈夫？

絶対にダメです。遅刻早退は失格になります。

修了試験はやはり難しいのでは？

講義内容を押さえ、テキストを引ければ問題ありません。満点を取る試験ではなく8割を取る試験です。

不動産業界に入る予定がまだない場合でも受けた方がいい？

長期的に見ておすすめです。いざ必要になった時、登録待ちで機会を逃す人が毎年います。

まとめ「合格を形に変える最後の一歩」

宅建試験の合格は努力の結果であり、評価されるものです。しかしそこで立ち止まってしまうと、苦労して得た力を活かす機会が先延ばしに。

登録実務講習は、宅建士になるための「最後のステップ」。

LECは日程の柔軟さ・講義の質・スクーリングの少人数体制・試験の安心感がそろっており、特に社会人受講者にとって現実的で使いやすい選択肢です。

今後、不動産業界に入るかどうかは未定でも構いません。宅建士証さえ取得しておけば、いつでもチャンスをつかめます。

せっかく合格した宅建、ここで眠らせてしまうのはもったいない。未来の選択肢を広げるためにも、宅建士への第一歩を踏み出すタイミングとして、今はとても良い時期です。